チケスト社長@ashikagunsoのチラシの裏

「ライブの感動を、すべてのファンに」興行チケットの新しい流通プラットフォーム
チケットストリート(チケスト)の社長です。
ライブ・エンターテイメントを、もっと身近にするためにがんばっています。

先日、eBayとの資本・業務提携
あわせてグリーベンチャーズからの資本調達を発表しました。

チケットストリート、eBayとメジャーリーグ級の資本・業務提携 総額3億円の資金調達を実施

チケットの二次流通、転売という市場については
いろんな意見を頂きます。

「転売厨を儲けさせるだけだ」
「お金で良い席が手に入るなら楽でいい」
「値崩れしてしまうと、定価でチケットを買っている人に申し訳ない」

・・・などなど。どれも一理あると思います。

チケットストリートのミッションは
「ライブ・エンターテイメントの感動を、すべての人に」
というものです。

二次流通という形で、チケットを手に入れるチャンスを拡げ、
ライブ・エンターテイメントの市場の発展に貢献し
より多くの人にライブの感動を体験して欲しい、という志をもっています。

この「志」が、言葉と海を超えてStubHubとの提携が成立した大きな要因でした。
StubHubのコアバリューは下の5つですが、チケットストリートと、本当によく似ています。
culture_valueshttp://www.stubhub.com/culture/


この15年、オンラインでの二次流通が定着したアメリカでは
音楽・演劇・スポーツ、すべてのライブ・エンターテイメントが急成長を遂げています。

私たちは、日本のライブ・エンターテイメントも、同じような成長ができると考えています。
いろいろなご意見を受け止めつつ、私たちなりの未来を提案し続けていきたいと思います。

また、このビジョンをVCの立場から一貫して支持して頂いたグリーベンチャーズにも、
VCとしての「志」を強く感じ、今回あわせての資本参加をいただきました。
合計で約3億円という資本調達となり、既存投資家の出資と合わせた総調達額は約4億になります。
この資金を元に、引き続き全力で頑張っていきます!

実際の提携にかかわるプロジェクトも、続々とスタートしています。
採用も積極活動中ですので、ご興味を持って頂いた方は
ぜひご応募をお待ちしております!

セールススタッフ、インターンなど、その他募集はこちらから

なお、プレスリリースの「メジャーリーグ級」は、分かる方にはおわかりかもしれませんが
日本通信さんのプレスリリースをオマージュさせていただいております。
いつかはゲストコメンテーターでなく、ヘッドライナーとして
全力二階建に載りたいものです・・・w

Facebookで書いたら好評だったので、まとめ。


・プロ野球12球団の売上高合計はグリーの年間売上とほぼ同じ


・Jリーグ(J1/J2)40クラブの売上高合計はコロプラの半年分くらい


・売上高日本一のサッカーチーム:浦和レッズの売上高は
 レアルマドリード(売上高世界一)の10分の1くらい


・ベトナムではなぜか「札幌」の知名度がやたら高い
 去年コンサドーレに加入していた「レ・コン・ビン」の影響


・浦和レッズのホーム観客動員数と東方神起の年間ライブ動員数はほぼ同じ


・売上高日本一の野球チーム:ソフトバンクホークスの売上高は
 ニューヨークヤンキース(売上高世界一)の6割くらい


・20年前の1995年、MLBの売上高とNPB(日本プロ野球)の売上高はほぼ同じだった

 
・ところが2013年になると、MLBとNPBの売上高は5倍以上の差がある


警察庁の犯罪統計によると、ネットオークションでの詐欺被害が
昨年に比べて【2倍】に急増している。

ネット競売の詐欺倍増、1〜6月 スマホ普及で被害拡大

素人の詐欺、ツイッターや掲示板でも被害

両方の記事に共通しているのが、事例が「チケット」だということ。
欲しがる人が多く、また単価も高いライブ・コンサートのチケットは詐欺をはたらくには
うってつけの商材になる。

被害はネットオークションに限らない。記事によると、twitterやチケット掲示板での被害も
多数報告されている。
被害件数は半年でなんと1,560件。警察に被害届が出されているものだけで、
毎月250件もの被害があるということで、泣き寝入りしているケースはさらに多いと思われる。

ぜひ、チケットの取引については一度、チケットストリートを使ってみて欲しい。
  • チケットの代金受け渡しを事務局で預かり、配達後に売り手に振込み

  • すべての発送を配送番号で追跡、買い手の手元に届くまで確実にサポート

  • 売り手の本人確認を100%実施し、犯罪者が入る余地をシャットアウト

  • 期日までにチケットが届かなければ、手数料も含めて「全額」返金保証

  • メールだけではわからない内容を、電話窓口でサポート

チケット詐欺を防ぐには、当たり前のことを一つ一つやっていくしかない。
だが、上記のすべてを実施できているチケット二次流通プラットフォームは
日本ではチケットストリートしかない。
title_sagi


最近まだまだ、知名度が不足している・・・と感じることが多い。
がんばります。

コドモと本屋に行ったときに
「これが欲しい!」と真っ先に持って来たのが、この本。

危険生物大百科
今泉 忠明
学研教育出版
2013-09-18


もう、この表紙で子供ノックアウトです。
小学校低学年て、危険とか書かれてるともう大好きなわけで。

中身もまたすごい。
コンテンツ素材それ自体はイラスト+写真という
ありきたりなものだが、危険生物のラインアップがまず度肝を抜かれる。

「ライオン」や「シャチ」「ピラニア」「デンキウナギ」あたりはまあ誰でも想像がつくが、
「カモノハシ」「シロナガスクジラ」という辺りから意外性が発揮されはじめ、
「ボツリヌス菌」「殺人アメーバ」とかを見ると、いやもう参りましたという感じ。

子供(いや、大人もか)の興味ポイントをピンポイントでえぐってくる編集は
悪く言うと「子供だまし」だが、
ありきたりな素材としての動物図鑑をここまで魅力的な本として
パッケージングするのは素晴らしいセンスだと思う。

興味を持ったので編集者の方を調べてみると、某国立大の理系博士課程から
学研に入られたという、ちょっと変わった経歴らしい。
タイトルをわざわざ危険「動物」でなく「生物」としているあたり、理系っぽい
部分を感じる。


去年の10月初版で既に6刷。実際、相当売れているらしい。
hon.toでも図鑑部門のベストセラー1位。
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いまどき紙の児童書、かつ「動物図鑑」を作って売るというテーマを出されて
ここまで達成することができる、というのはまさにプロデュース力のなせる業であり
独創性や発想力を学びたい人(特に子持ちパパさん)には
是非おすすめしたい一冊。

#というかこの人、学研のかわりにGREEあたりに入ってたら
 今頃ものすごいプロデューサーになってた気もする…

割と衝撃的なコラムを読んでしまった。

みずほ情報総研:なぜ日本からはグローバルベンチャーが生まれないのか
http://www.mizuho-ir.co.jp/publication/column/2014/0617.html

筆者の稲場 未南さんという方は、昨年NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合
開発機構)の委託調査(この仕様書によると推定予算1900万円くらい)で、シリコンバレーで500 startupsなどに話しを聞いてきたらしい。

で、その結果の知見と思われるコラムがこれである。
控えめにいって「これはひどい」というレベル。NEDOにどんな研究成果が報告されたのか思いやられる。

そもそも、
-日本におけるベンチャー支援としては、インキュベータが知られている。地方自治体や公益法人により運営されるものが多く、ワーク・スペースや会議室など場所を提供して、賃料で収入を得ている。

といういきなり強烈な現状認識からスタートしているため、そのあとの比較が全部無意味。

インキュベーションオフィスとシードアクセラレーターのVCを比較するのは、
牧場主と馬主を比べてるようなものだ。

「牧場でチンタラ馬育ててたってダービー馬は出てこない!優秀な子馬に投資しろ!」
と牧場主に説教しても、相手をそもそも間違っている。それは馬主の仕事だ。

文句を言うならMOVIDAやOnlab、サムライ、IVP、ANRI、インキュベイトファンド、
Skylandあたりにするべきだ。


だいたい最近IPOしたICT系ベンチャーで、創業時に稲場氏のいうところのインキュベータ
「地方自治体や公益法人により運営されるものが多く、ワーク・スペースや会議室など場所を提供して、賃料で収入を得ている」
にお世話になっていたところを、個人的には思いつかない。

…あ、あった。
グループのみずほ証券が主幹事でIPOさせた半導体ベンチャーが、地方自治体のインキュベーションオフィスで創業してた。会社名はたしか、エフ・オー・アイといったような気が。何故か上場廃止になっていますが...

さて、皮肉はこのへんにしておきまして。


個人的にとても違和感を覚えたのは。
「米国からはグローバルレベルで活躍するベンチャーが誕生するのに、日本からは出てこない」
という話を、みずほグループの方が肯定していることだ。

日本最大にして世界第二の通信企業であり、世界首位のEC企業の筆頭株主にして、
モバイルゲームではダントツの世界首位。
創業わずか20余年にして時価総額9兆円を成し遂げた
世界に冠たる日本発のグローバルベンチャーが、日本には存在する。

もちろん、ソフトバンクのことだ。

「危ない」「どうせ潰れる」と言われ続けた会社を、長年にわたりメインバンクとして支援し続け
兆円単位のファイナンスを提供。
かつての幹部はCFOに招かれ、時に弱気になるCEOを励まし、現在の成功へと導いたのは
他ならぬみずほグループではないか。

また、手前味噌ではあるが
弊社チケットストリートも、グローバルで活躍することを目指し
みずほキャピタルからの出資を頂いているほか、取引銀行としてみずほ銀行の方々からも
強力なバックアップを頂いている。

もちろん、まだまだ日本におけるベンチャーの絶対数は少なく、
「インキュベータからアクセラレータへ」というパラダイムシフトが今後の鍵となるという結論自体は
間違いではない。

とはいえ実際にグローバルベンチャーを育て、また今も育て続けている
みずほグループとして、ぜひ現状については正確な認識を持って頂きたいな…と、思った次第。


時々求人で「未経験者でも大丈夫」「未経験でも歓迎!」という募集をする。

「未経験OK」は求人におけるマジックワードで、このキーワードを入れると
どの職種でもおおむね、応募人数が3倍くらいになる。

応募が多いのは嬉しくもある反面、正直困ったことでもある。
一度に採用するのは(弊社のようなベンチャー企業では)1〜2名なので
200人応募されると先行の時間と手間は膨大になってしまう。
さらに未経験OK採用の場合、スキルで判断できる部分が少ない。
いきおい、履歴書や職務経歴書あるいは応募のメッセージの行間から
わずかに垣間見える性格やポテンシャルを読み取って、最初の判断をすることになる。

で、「これが書いてあったら絶対落とす」というセンテンスがいくつかある。
そのうちの一つが「一から教わることができる」という言葉だ。

一部の人にとっては、未経験者OK = 手取り足取り教えてくれる
ということを想像するらしいが、こちらは成長という業を背負ったベンチャーなので
そんなノンビリしたことはやってられない。
いや、もちろん教えるのだが、「教えてもらう」系の受け身な意識の人は
教えてもらってことを消化して自分のものにすることができないか、
できても非常に遅い。

まあ、こうやってフィルタしつつも、やっぱり最後は会ってみないとわからないので
未経験採用での面接回数は、経験者採用より格段に増える。
実際、手間に見合った素晴らしいポテンシャルの人を仲間にできることも多い。

ただ、最近は「即アウト」な応募がちょっとずつ減ってきた気がする。
かわりに増えてきたのが、書類選考を通過して面接の調整をする際に
返信してきたメールで脱力…というパターン。

とかく、採用は難しい。
それでも、優秀なチームをどれだけ揃えていけるかが
会社の成長をドライブする最大のエンジンなので、常に頑張らないといけない。

2000年代後半、グラビアアイドルの全盛期が終わりを告げた後にやってきたのは
二次元も三次元も、アイドルの時代でした。

三次元サイドではももクロAKB48モーニング娘。'14などのメインストリームから
躍進著しいでんぱ組.incBABYMETALなど、層の厚さと実力はかつてないレベルに
達しています。

一方の二次元サイドでは、765プロにとどまらずシンデレラガールズ、ミリオンスターズへ
活躍の幅を拡げているアイドルマスター(アイマス)や、
SSAスタジアムモードでの3万超規模でライブが決定しているμ's(ラブライブ!)
二大巨頭でしょうか。
(そういえばホモマスことSideMはどうなってしまったんでうわだれだなにをするやめtgyふじこlp;)

でまあ、今回語りたいのは主に二次元側のほうでして、このアイマスとμ’sの
楽しみ方というのは、鑑賞側に対してたいへん高度なイマジネーション力を要求してきます。

本来、次元の向こうにいるキャラクターはおおむね女子中高生です。
(ええ、9歳からアラサーまでいますよ、ええ、わかるですよ、わかるわ)
ですが、実際に二次元のキャラクター(に近い)衣装を着て歌い踊っているのは
生身の声優さんでありまして、もちろん皆さん大変に魅力的なのですが、
場合によっては既にママさん...なんて方もいらっしゃるわけです。

鑑賞側としては生身の声優さんの歌と踊りと、ステージに立つまでの努力に
すばらしい感動と元気をもらい、力の限りUOを振るわけですが
そこにいる「ことになっている」のは、二次元の中高生・・・でもある、はず、なんですよね。
実際のトコロ、あんまり意識しなかったりしますが。

ただ、こういう「本来の役であるキャラクターと、実際にそこにいる人物に差がある」のって
歌舞伎に似てるなー、と ずっと思ってたりします。

歌舞伎は当初、遊女などの若い女性が踊る「女歌舞伎」だったのですが、これが
風俗を乱すということで禁止され、次に元服前の少年が演じる「若衆歌舞伎」となったものの、
当時のアレな文化性からこれもアカンという話になり、最終的に江戸時代に
成人男性が演じる「野郎歌舞伎」となっていった・・・という歴史があります。
参考:http://www2.ntj.jac.go.jp/unesco/kabuki/jp/2/2_02.html

当時の江戸は男性人口が女性の倍以上と言われており、独身比率が
たいへんに高かったそうです。
そんな中での娯楽として、おっさんの歌舞伎役者が演じる女性の演技に対して
男どもがさぞかし萌え萌えしていただろうことを想像すると、本当に親近感が湧くとともに
アイドルにも劣らないルックスの声優さんたちにキャラクターを仮託して楽しめる現代は
本当に幸せだと感じる次第です。

なお、個人的にはアニメ化とあわせて8月に初のイベント「第一回横浜観艦式予行」の開催が
発表されている 艦隊これくしょん(艦これ)について大変興味があります。
ぜひ、イベントでは変に新規コンテンツにこだわることなく、
セーラー服や弓道着、巫女衣装に身を包んだアイドル声優に「海ゆかば」「軍艦マーチ」
「月月火水木金金」などを歌ってもらい、提督陣はUOのかわりに日の丸の小旗を
振るという趣向で開催していただきたいと思う次第であります。
あとは伊401の伊瀬さんを是非ですね(以下略

時々「どうやって知識を身につけてるのですか?」と聞かれるので、ちょっとメモ。
最初のスタートは、僕は知恵が足りない、という自覚から。

知恵を身につけるのは、すごく難しい。たぶん、かなりの部分はtalentedなんじゃないだろうか。
ぼちぼち40になるが、未だに知恵がついたという感覚がない。一生この程度かもしれない。

知識を身につけるのは、それより少し易しい。本や雑誌、ネットの記事、有識者のFB wallやtwitterの
タイムラインを読みまくれば良い。

ただ、知識を身につけるにはそれなりの理解力の素地というか、基礎体力がいる。
そこもまだ覚束ないなら、自分の仕事に関係するありとあらゆる数字を丸暗記すると良い。

世界の人口、経済、大企業の名前と概要。
日本の経済規模、税率、人口。
市場規模、各社のシェア、会社の売上、利益、時価総額。
自分の扱う商品の定価、コスト構造、仕組み、提供する価値。
PV、UU、CPM、CPC、CVR、CPA、LTV。

ミーティングで「こいつやるな」と思わせる一番簡単な方法は、上がってきた話題に対して
具体的な数字をソラで話せること。覚えればいいので簡単。

数字を覚えると、不思議なことにだんだん知識はついてくる。
知識をつけると知恵がつく・・・ことはないかもしれないが、知恵があるフリはそれなりにできる。

ということで、数字丸暗記。おすすめです。


個人的にものすごく腹が立つのは、必要なのに丸暗記すらしようとしない人。
知恵が足りないのは仕方ないが、知識はある程度までは丸暗記で何とかなる。
丸暗記すらしない人は、ホントに仕事する気あんの?と思ってしまう。

Skyland木下氏の
歴史上最も社会的意義を生み出したエンジェル投資とは(East Ventures 松山太河氏)
というブログを読んだ。

このブログの趣旨は「起業家を支援するエンジェル投資を増やして日本のベンチャーをどんどん増やそうぜ」ということだと思われるが、ここで一番大事なところは

 -マークラはインテルの普通のサラリーマンであったが、ストックオプションを得ており数億円規模の資産を保有していた。
というくだりだ。

エンジェル投資段階でどの会社が将来のAppleやGoogleになるかなんて、わかるわけがない。
マークラだって偶然の産物にすぎないし、太河氏自身も過去にFacebookで失敗を告白している。

要するに数が必要なのだ。普通のサラリーマンが余剰資金を持ち、数百万くらいのエンジェル投資を数社くらい遊び半分で出せるような素地が必要になってくる。

IntelもMicrosoftもciscoもSunもOracleもそうだが、シリコンバレーのベンチャーが上場前・上場後に従業員向けに配ったストックオプションが数億、数十億という価値を持つことは珍しくない。
実際、僕のいたSun Microsystemsでもいち地域子会社にすぎない日本法人ですらストックオプションで1億単位を儲けた「普通のサラリーマン」はゴロゴロいたし、すごいひとでは30億ほど儲けて長者番付に載っていた。

ただ、残念なことに日本のITベンチャーで「普通の社員がストックオプションで億万長者ゴロゴロ」というケースはさほど多くなく、ヤフー・楽天くらいではないだろうか。
実際にヤフーや楽天の「普通のサラリーマン」が今をときめくベンチャーにエンジェル投資をしていた事例は多い。(気になる人は調べてみて。たくさんあるから)

これを実現するには、上場時の時価総額だけでなく、上場後の株価のmultipleをどれだけ出せるか、が重要になる。上場ゴールなんて馬鹿も休み休み言え、というハナシだ。

で、まあ何を言いたいかというと、もうすぐリクルートさんとかLINEさんあたりがたくさんの「普通のサラリーマンで億万長者」という人を大量に輩出する模様なので、エンジェル税制の拡充もあいまってエンジェル投資が増えないかなぁ、と思う次第。

3/26に上場したサイバーダイン(CYBERDYNE)社。
ロボット技術でIPOという他に、日本初の「議決権種類株式」を用いた上場としても
注目されているわけですが、
種類株の発行理由が「ロボットスーツの軍事転用を防ぐ」ということになっています。

これで気になったのですが、もし軍需企業や政府(たとえばレイセオンとか、iRobot社とか、あるいは防衛庁からの要請なのか)がサイバーダインに対して「明らかに有利」な資本・業務上のオファーを行った場合に、山海社長がこれを蹴ったら、いかに議決権は保持しているとはいえ、株主代表訴訟の対象になるんじゃないでしょうか。

サイバーダインの上場時点では「武器輸出三原則」がまだ有効でしたが、4/1に内閣は「防衛装備移転三原則」を閣議決定し、軍需品の輸出に門戸を開きました。

安全保障上に懸念のある勢力に経営権を握られるリスクを避けるために議決権種類株式を保持する理由は引き続きあるのでしょうが、「防衛設備移転三原則」に従った形での軍事転用のオファーが来た場合にサイバーダイン社、あるいは山海社長がどのような決断をするのか興味があります。

株買って、株主総会で質問しますかねぇ…

個人的にはパトレイバーとか、水道橋重工のクラタスとかみたいに、HALスーツの軍事モデルの参考展開だけでも見てみたいなぁと思ったりはするのですが。

先日から東京でもソフトオープンしたというUBER。
http://japan.cnet.com/news/business/35040438/

自分でタクシー乗ったときに運転手さんと話したら、タクシー業界でも
既にだいぶ話題になっているようです。
なぜ話題かというと、「タクシーとしての運行許可を取ってない業者がタクシーやっていいの?」
という一点。

タクシー業界と言えば、11月には実質上の減車規制といえる改正タクシー事業適正化・活性化特別措置法が可決
http://mainichi.jp/select/news/20131121k0000m020115000c.html
というタイミング。
ここである種の「規制逃れ」のようなサービス、しかもアメリカで注目の「黒船」となれば
そりゃ業界としても気が気でないというのはわかります。

では、UBERは理論武装として、どういう理屈で日本でサービスしてるのか?
UBER 東京のページの最下部にリンクがいくつかあります。
https://www.uber.com/cities/tokyo
これを見ると、どうもUBER Japan株式会社は「国内の募集型企画旅行」の会社として営業しているようです。

旅行業法にはあまり詳しくないのですが、
現時点(12/20)では、UBER Japan株式会社の住所が記載されるようになったものの、
数日前までは会社の住所すら公開していませんでした。

また現時点において、旅客業法で義務づけられているはずの「保証金の供託先」について
約款に記載されていない状態が続いています。

これについて12/13にUBERに質問したところ、下記のような回答をもらっていますが、現時点では修正されていないようです。(なお一応、UBERのtwitterからの回答で、「東京法務局に供託金は納めている」とのことではあります)



なお、国交省によると(PDF)約款非掲示等での営業は18日間の営業停止+罰金、だそうです。該当するかわかりませんが。


ただ、UBERについて、一つ非常に良い点があります。
旅行業法に基づいて運航しているため、もしUBERでの乗車中に事故に遭った場合の賠償については
非常に明快に規定されています。
(例・・・ 死亡した場合1500万円 など)

従来、タクシーで事故に遭った場合は、タクシー会社の共済組合などとの交渉となるため
大変に面倒だということが言われていますが、旅行業での運用となると
この部分の消費者保護はよりクリアーになるのではないかなぁ、と思います。

UBERのサービスが今後も維持できるのかどうかは何とも言えませんが、


いずれにしろ消費者にとって有益なサービスが増えるのはいいことだと思います。
僕自身はまだUBERを利用していないのですが、一応登録はしてあるので、早く使ってみたいなー、と思ってます。

(19:20)追記
こんなコメントを頂きました。
ce17cb5fdb6447da0826eec9404c874e

スマホ業界で「LINE」関連のニュースを聞かない日はない、という昨今。
上場企業ともなるとLINEがらみのリリースが出るだけで株価が跳ねたり・・・

で、最近Appstoreで「LINE」とか「LINE 無料スタンプ」で検索すると
いろんなアプリが出てくるんですよね。

タダでしょ!for LINE(ライン)
https://itunes.apple.com/jp/app/tadadesho!for-line-rain/id661562031?mt=8

スタンプゲット for LINE - タダでラインの有料スタンプやルビーを手に入れよう!顔文字すたんぷ、無料ゲームの裏技攻略、出会いや使い方まで分かるアプリ
https://itunes.apple.com/jp/app/sutanpugetto-for-line-tadaderainno/id697716538

有料/無料 スタンプ取り放題!!
https://itunes.apple.com/jp/app/you-liao-wu-liao-sutanpu-quri/id727420041?mt=8

探せばもっと沢山あるんですけどね、
どうなんでしょうね。いや、正直、よくわかりませんが。
デベロッパーも、ぱっと見ただけではわかりませんが、ググってみると「えっ?」ていう会社だったり。

そういえばこんな記事もありましたね、8ヶ月くらい前に。

App Storeランキング騒動の実態--「懸賞アプリ」に対する業界の懸念
http://japan.cnet.com/news/business/35028898/2/


iPhone5c/5sが発売されて1週間ちょっとが過ぎましたが、そこまで大規模にフィーバーしてはいないものの
相当の台数がシフトしてきているようです。

そこで巷でよく言われるのが、大量のユーザがLTE帯域に流入することで
混雑が発生し、LTE端末の実効通信速度が遅くなっていくのではないか?という懸念。

そこで、現在整備されている各社LTEバンドの中で
iPhone5c/5sに対応して 「いない」 帯域を探してみたのが以下の画像。

無題

※ソースはshimajiro さんのBlog

現時点である程度S-inが進んでおり、かつiPhone5c/5sに対応していないのは
auの1.5GHz帯だけなんですね。

ということで、iPhone5c/5sの普及が爆発的に起きると、当面は
auのAndroid端末が一番快適に使えるかも・・・
という仮説でした。

※あくまで各社の公開情報をもとにした憶測です。


サイプロがザッパラスの損益を書いていて、国光さんがFacebookでレスしていたので
モバイルコンテンツ市場について、ちょっと書こうかなと。

占いのザッパラスがジワジワと減収減益。特に営利が厳しくなってきた。
【サイプロ】とあるサイトプロデューサーのブログ

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意外と知られていないようなのだが、
実はソーシャルゲームを除くモバイルコンテンツのマーケットは、2009-2010年をピークとして
既に衰退期に入っている。
以下の表を見れば一目瞭然で、2012年はなんと対前年で17%のマイナス。
※数値出展は全てMCFの「モバイルコンテンツ関連市場規模」から

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2009-2010年の、年間5,000億円強をピークとして、下がり続けている。
マクロの市場規模がこれだけシュリンクしている中では、
ゲーム事業を中心に置かないコンテンツ企業群が業績を維持するのは相当に難しい。

じゃあ、今後のスマホ市場で望みがどれだけあるかというと
ご存知の通り、売れているのも「ゲーム・ゲーム・ゲーム」。
Appannie曰く、日本のGoogle Play売上の90%はゲームだという。

現時点(9/12)のAppstore, Google Playのトップセールス150位で「ゲーム以外」を見ると…
aaaaaaa

はい、ほぼLINEと出会いと電子書籍しかありません。超字幕はTV番組(深イイ話)の影響ですね。
(LINEと出会いの両方を抑えているLINEすげー!)

コンテンツ屋がこの先生きのこるには、どうすればいいかというと、僕もあまりアイデアが思いつきません。

・スマパスやスゴ得のような形で、一山いくらの中に埋もれて暮らす
・LINEのようなメガサービスに食らいついていく
・店頭販促やポイントインセンティブなどでとにかく入会させ、月額の休眠会員が増えることを祈る

うーん・・・・・・
本当に辛い時期になりました。

いわゆるスタートアップ、ベンチャー畑で10年以上暮らしてますが、
このフィールドにいる人たち(経営者、社員、投資家なども含む)はおおむね

「山師」「エリート」「兵隊」「アニキ」

という4タイプに分けられる気がしています。

山師 → 経営者に多い。ゼロから1(あるいは100)を創り出すタイプ。

エリート → 高学歴、理論派。ビジネスの成長フェーズで大きな力を発揮する。
        ビジネスを100から1000、10000、1000000に育てる際には必須。
        近年の新卒採用者にはこのタイプが多い。

兵隊 → 叩き上げの人が多い。営業力やリーダーシップに優れ、競争の激しい市場をくぐりぬけて
      勝ち抜くバイタリティがある。

アニキ → 周囲に慕われ、様々なタイプの人を巻き込んでビジネスを進めるタイプ。
        投資家に多いが、事業サイドで活躍する人も多い。

定量的な基準があるわけではなく、血液型占い程度のネタですが
会社のフェーズや個々の立場におけるミッションの那珂で
どういうタイプが適任かは変わってきます。

時には、山師からアニキになったり、 兵隊から山師になったりする人もいるので
そのへんが面白いところです。

すいません、特にオチはないのですが、書きたくなったので。

記憶力のなさには定評のある僕だが、
南場さんと初めてご挨拶したときのことはハッキリ覚えている。

数年前、某キャリア主催のパーティで声をかけたのだが、南場さんの第一声は
「あなた、このアイスクリームおいしいわよ!」であった。
仕事の話にはならなかった。バイタリティと歩く速さが印象的だった。
(ビジネスの話はその後、同会場にいた守安さんとした)
  ※当時、僕はDeNAさんからそこそこの規模の仕事を頂いていました。
  余談ですが、DeNAで僕を担当した方は赤川さんを筆頭にその後出世する人が多い。
 ということでDeNAの皆さん、お仕事ヨロシク!ヨロシク!

で、南場さんの「不格好経営」なわけですが。

不格好経営―チームDeNAの挑戦 [単行本]



南場さんのすごいところは、この本に書いたことは掛け値なく本心から
不格好で失敗ばかりだと思っているであろうこと。

僕からすれば、
この本に「失敗談」は何一つ書かれていない。
そもそもDeNAはこの10年、日本で最も成功した会社の一つなわけで
失敗談を書くにも限界があるわけだが、それでも本当の失敗談は
本能的に隠されているか、忘れられている。
(たとえば、ngmocoのニールのくだりはちょっと引っかかる。何かある気がする)

要するに失敗のレベル自体が滅茶苦茶に高いのだ。
マッキンゼーが「失敗」を定義したらこうなったという感じ。

こんな成功の歴史を「失敗だ」と定義されたら、必然的に成功の要求レベルは高くなる。
さらに新卒への訓示として「能力を労働時間でカバーすることは奨励される」という
マッキンゼーイズムが徹底されるとなれば
多少のピンチにも打たれ強く頑張る集団が生まれるのは必然だ。

ソーシャルゲームの2大巨頭の明暗がハッキリ分かれているというのが
最近のもっぱらの評判だが、DeNAがここにきてぐっと粘り強いのはこうした「打たれ強さ」を
会社のDNAとして刻み込んでいるからではないだろうか。

本当の失敗とはもっと惨めで、辛く、孤独で、取り返しのつかないものだと思う。
(そういう意味では、僕も本当の意味で失敗はしていない)

だから次に会ったら、南場さんに言いたい。
 「最高にカッコイイじゃないですか、これ!」と。

ここ2−3年で、ソーシャルゲーム各社は大量に新卒社員を採用した。

グリーやDeNAを筆頭に、各SAPまで含めると、SNS・ソーシャルゲームの
業界に入ってきた新卒の数は、1万人以上かもしれない。

それもただの新卒ではなく、Top Tierに属するような優秀な学生ばかりが
こぞって集まってきている。
ちょっと前ならベンチャーなど見向きもせず、商社やコンサル、官僚を
目指したような、一流の能力と野心を持つ20代だ。

業界としてのソーシャルゲームが、今後も伸びていくのは間違いない。
ただ、日本国内に限定すると、市場規模はすでに年間5000億を超えて、
今までのような倍々ゲームでの成長は期待できない。

主な成長ターゲットが海外になるのは必然だ。
ただ、そのとき必要になる若手メンバーの大半は日本人ではない。

こうなると、今ソーシャルゲーム業界にいる20代の大半は、
違う業界への転進を図らなければいけなくなる。
30代前後に比べて同世代の数は格段に多いのに、いつまでたっても
上がつかえてしまうので、業界内でのキャリアパスの「椅子」は確実に足りない。



若手はどこにいくのか?

スタートアップだ。



この状況は、2000年前後の外資系IT業界に似ている。
Sun、シスコ、Oracle、IBM、HPなどの錚々たるIT企業が日本での採用を強化していたが、
ドットコムバブルの崩壊やグローバル化の進展により、当時の若手社員はこぞってスタートアップに転じた。

当時、新卒で若手外資系ITに就職、その後スタートアップやベンチャーに転職し
いま30代後半で大活躍している人はちょっと思いつくだけでもこれだけいる。

Oracleからは  DeNAの守安さん (DeNA)
CISCOからは 現mixiの川崎さん (ネットイヤー)
IBMからは   現IVPの小野さん  (CAモバイル)
HPからは   現スマートエデュケーションの池谷さん (CAモバイル)
Sunからは  現ブレインパッドの草野さん (フリービット、正確には転職でなく共同創業)
         あと一応、ぼく

 ※いずれも転職先は当時

など、多くの人材が20代半ば〜後半でベンチャーの世界に飛び込んできている。
上記の人達のもう一つの共通点は、いずれも「起業」ではなく「転職」(共同創業含む)なこと。

今のソーシャルゲーム業界も、きっとこんな感じになっていくはず。
いや、既にそうなってきている。
10年後に日本を代表するベンチャーの経営者・役員が、今のソーシャルゲーム業界の若手から
輩出されることは、ほぼ100%間違いない。


で、何が言いたいかというと、
弊社チケットストリートも人材を、将来の役員候補になりうる若手のホープを超絶賛募集中です。

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オークファン 大株主 軒並み売却 : SBI&サイバーエージェント 研究会
http://ameblo.jp/nn2006jp/entry-11526072986.html

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まあ上場初日だからというほうが大きいと思いますが・・・
現時点では2社とも初値付近まで値を戻してますし、VCとしては当然高いところで売るのが使命ではあります。

たまたまグロービスさんの件がわかりやすかったからネタにしましたが、別にdisる意図があるわけでは
ありません。
IPO後のVCさんのアクションというのもまた、起業家にとってのVC選びのポイントだと思うわけです。

早く現金化して儲けてもらうほうがいい、という意見もあるでしょうし、
逆にIPO後も長期的な成長まで見てほしい、という見方もあるでしょう。

一方でファンドの償還期限や、出資者(LP)サイドからの要望もあるでしょうし
一概には言えないところではあるのですが。

VCさんによっては「IPOにとらわれず長期保有します!」ということを言っていながら
いざIPOになるとサッサと売ってしまった・・・というような趣旨の話もあったりするという話もあり、
それはちょっとなあ、とも思いつつ、こういうIPOバブルともいえる市場状況の中
みすみす売却の機会を逃すのもまた投資家への裏切りになるわけで。

投資家と起業家の関係は、なかなか一概にこうだという理想はないですね。
難しいところです。

新卒向けおすすめ本が流行らしいので。


新東京いい店やれる店

社会人として「何をもって良いとするのか」という価値基準を理解することは、とても重要。
一件、ただのチャラい軟派グルメガイドのように思えるが、ホイチョイ・プロダクションズの奥深さは
そんなものではない。

料理のうまいまずいを超え、外食ビジネスモデルの変化や出店、経営戦略、マーケティング、
店舗の裏方ともいえるデザインや食材についてなど、
社会人として多面的な見方を学ぶ上で必携・必読の一冊。
この一冊からどれだけ学びを得られるかで、今後の社会人としての成長幅がわかる、
といっても過言ではない。

もちろん、ただ読むだけではなく、これはと思った店に女のコを連れて行き
本当にやれるのかどうか、という実地検証も怠ってはならない。その意味でもおすすめ。

なお、女子はこの本を読んだことは絶対に男に言ってはならず、仮にここに掲載されたレストランに
連れて行かれても 「あー、ここ東京いい店やれる店で読んだ!」と言ってはならない。(ただし美女は別)



ゲームの父・横井軍平伝 任天堂のDNAを創造した男

「枯れた技術の水平思考」という名言を遺した横井軍平氏の伝記。
僕も含めて、世の中の大半の人は天才的なスキルを持っているわけではないが、
発想・アイデアを突き詰めていくことで、新しい価値を生み出すことができるとわかる一冊。
特にゲーム系会社に入った人にはお勧めしたい。


ネット起業! あのバカにやらせてみよう
(リンク先で無料公開)
現Klab社長、真田さんを中心とした1990年代のベンチャー実録。
今をときめくベンチャー界の巨星たちのスタートアップ時代を追体験できる。
全文webにて無料公開されているので、とにかく一読。



日経ビジネス・東洋経済・ダイヤモンド のうちからどれかを定期購読

僕は日経ビジネスを新卒からずっと定期購読しています。
毎週、キュレーションされたビジネス情報が充分なボリュームで届き、
1年間読み続ければ、確実に社会人としての知識レベルはアップします。
新卒の間はとにかくカネがないし、書籍購入費はどうしても後回しになりがちなので
今のうちに1年間の定期購読を申し込んでおくのがオススメ。

一昨日書いた このブログ記事に MOVIDAのイトケン氏がコメントいただけたのでまとめてみました。

若手起業家の資金調達に関する議論 http://togetter.com/li/480476

見事に議論がオッサンばかりで、実際に現在進行形でえっちらおっちらやってる
若手さんとのコミュニケーションのない上滑りした会話になってますが・・・



ちなみに僕自身もMOVIDAのシードアクセラレーションプログラムでは
メンターの末席に加えていただいています。

僕のような意見の持ち主でも受け入れ、闊達な議論ができるというところに
MOVIDAさんのフトコロの広さがあると思います。今から起業を志す人は
(支援を受ける気がなくても)まず門を叩いて損はないかな、と。

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