前回のエントリ続きです。

今や、中高生が親のカネをくすねるのに
財布からそっと抜き取る必要はなくなりました。

中学生のほとんど、高校生の大半について、ケータイは親の回線と一括請求で
口座引き落としされています。
ということは、公式サイトにいくら登録しても(親が気づかなければ)
実際お金払うのは親、ということになります。


モバゲーのIR質疑応答によると、アバター販売(≒直接課金)では18歳未満の比率は13%(224百万円)なのに対し、
アフィリエイト(≒公式サイト登録でモバG)では30%(272百万円)を占めるとのこと。
http://www.c-direct.ne.jp/public/japanese/uj/pdf/10110213/20090729175363.pdf
ちなみに、モバゲー全体でのアバター販売:アフィリエイトの金額はそれぞれ
1,727百万円:907百万円と、18歳未満の比率と逆転しています。
つまり、課金のツケを親に回して
モバGを手に入れているケースが多い、と推定されます。


これはサイト内仮想通貨のモバGの話ですが、
「お財布.com」や「モッピー」のようなポイントサイトであれば
公式サイト登録経由で得たポイントをWebmoneyやEdyといった電子マネーで
簡単に現金化することができます。
ケータイを通して、親の財布からカネをくすねることが
できてしまうわけです。
(こうしたポイントサイトを悪としているわけではなく、高度化した
 電子マネーとアフィリエイト、公式課金の仕組みによる
 必然の帰結だと考えています。)


ちなみに、各キャリアの課金コンテンツに関する未成年の利用は
下記のようなポリシーとなっています。

ドコモ
 ・課金上限:月額10万円
 ・課金コンテンツ利用制限機能:
  リミット機能で「通信料+課金コンテンツ利用料」の総額を規制可能

AU
 ・20歳未満の課金上限:月額5000円〜1万円(加入期間による)※まとめてAU
 ・課金コンテンツ利用制限機能:無し

ソフトバンク
 ・20歳未満の課金上限:特に制限無し?
 ・課金コンテンツ利用制限機能:無し


ドコモは制限機能を導入し、AUは課金上限を比較的低額にすることで
対策をとってはいるようですが・・・


CPとしてこういうことを言うのはナンですが、
約款上の規定とはいえ、未成年がボタンをポンポン押すだけで
容易に数万円の課金が発生しうるという公式課金の現行スキームは、
倫理上の問題がないとは言えない気がします。

あくまで私感ですが、18歳以下のデジコン課金上限は
月額5,000円くらいをメドに設定するべきではないかなあ・・・

(続く、多分w)