2000年代後半、グラビアアイドルの全盛期が終わりを告げた後にやってきたのは
二次元も三次元も、アイドルの時代でした。

三次元サイドではももクロAKB48モーニング娘。'14などのメインストリームから
躍進著しいでんぱ組.incBABYMETALなど、層の厚さと実力はかつてないレベルに
達しています。

一方の二次元サイドでは、765プロにとどまらずシンデレラガールズ、ミリオンスターズへ
活躍の幅を拡げているアイドルマスター(アイマス)や、
SSAスタジアムモードでの3万超規模でライブが決定しているμ's(ラブライブ!)
二大巨頭でしょうか。
(そういえばホモマスことSideMはどうなってしまったんでうわだれだなにをするやめtgyふじこlp;)

でまあ、今回語りたいのは主に二次元側のほうでして、このアイマスとμ’sの
楽しみ方というのは、鑑賞側に対してたいへん高度なイマジネーション力を要求してきます。

本来、次元の向こうにいるキャラクターはおおむね女子中高生です。
(ええ、9歳からアラサーまでいますよ、ええ、わかるですよ、わかるわ)
ですが、実際に二次元のキャラクター(に近い)衣装を着て歌い踊っているのは
生身の声優さんでありまして、もちろん皆さん大変に魅力的なのですが、
場合によっては既にママさん...なんて方もいらっしゃるわけです。

鑑賞側としては生身の声優さんの歌と踊りと、ステージに立つまでの努力に
すばらしい感動と元気をもらい、力の限りUOを振るわけですが
そこにいる「ことになっている」のは、二次元の中高生・・・でもある、はず、なんですよね。
実際のトコロ、あんまり意識しなかったりしますが。

ただ、こういう「本来の役であるキャラクターと、実際にそこにいる人物に差がある」のって
歌舞伎に似てるなー、と ずっと思ってたりします。

歌舞伎は当初、遊女などの若い女性が踊る「女歌舞伎」だったのですが、これが
風俗を乱すということで禁止され、次に元服前の少年が演じる「若衆歌舞伎」となったものの、
当時のアレな文化性からこれもアカンという話になり、最終的に江戸時代に
成人男性が演じる「野郎歌舞伎」となっていった・・・という歴史があります。
参考:http://www2.ntj.jac.go.jp/unesco/kabuki/jp/2/2_02.html

当時の江戸は男性人口が女性の倍以上と言われており、独身比率が
たいへんに高かったそうです。
そんな中での娯楽として、おっさんの歌舞伎役者が演じる女性の演技に対して
男どもがさぞかし萌え萌えしていただろうことを想像すると、本当に親近感が湧くとともに
アイドルにも劣らないルックスの声優さんたちにキャラクターを仮託して楽しめる現代は
本当に幸せだと感じる次第です。

なお、個人的にはアニメ化とあわせて8月に初のイベント「第一回横浜観艦式予行」の開催が
発表されている 艦隊これくしょん(艦これ)について大変興味があります。
ぜひ、イベントでは変に新規コンテンツにこだわることなく、
セーラー服や弓道着、巫女衣装に身を包んだアイドル声優に「海ゆかば」「軍艦マーチ」
「月月火水木金金」などを歌ってもらい、提督陣はUOのかわりに日の丸の小旗を
振るという趣向で開催していただきたいと思う次第であります。
あとは伊401の伊瀬さんを是非ですね(以下略