時々求人で「未経験者でも大丈夫」「未経験でも歓迎!」という募集をする。

「未経験OK」は求人におけるマジックワードで、このキーワードを入れると
どの職種でもおおむね、応募人数が3倍くらいになる。

応募が多いのは嬉しくもある反面、正直困ったことでもある。
一度に採用するのは(弊社のようなベンチャー企業では)1〜2名なので
200人応募されると先行の時間と手間は膨大になってしまう。
さらに未経験OK採用の場合、スキルで判断できる部分が少ない。
いきおい、履歴書や職務経歴書あるいは応募のメッセージの行間から
わずかに垣間見える性格やポテンシャルを読み取って、最初の判断をすることになる。

で、「これが書いてあったら絶対落とす」というセンテンスがいくつかある。
そのうちの一つが「一から教わることができる」という言葉だ。

一部の人にとっては、未経験者OK = 手取り足取り教えてくれる
ということを想像するらしいが、こちらは成長という業を背負ったベンチャーなので
そんなノンビリしたことはやってられない。
いや、もちろん教えるのだが、「教えてもらう」系の受け身な意識の人は
教えてもらってことを消化して自分のものにすることができないか、
できても非常に遅い。

まあ、こうやってフィルタしつつも、やっぱり最後は会ってみないとわからないので
未経験採用での面接回数は、経験者採用より格段に増える。
実際、手間に見合った素晴らしいポテンシャルの人を仲間にできることも多い。

ただ、最近は「即アウト」な応募がちょっとずつ減ってきた気がする。
かわりに増えてきたのが、書類選考を通過して面接の調整をする際に
返信してきたメールで脱力…というパターン。

とかく、採用は難しい。
それでも、優秀なチームをどれだけ揃えていけるかが
会社の成長をドライブする最大のエンジンなので、常に頑張らないといけない。