コドモと本屋に行ったときに
「これが欲しい!」と真っ先に持って来たのが、この本。

危険生物大百科
今泉 忠明
学研教育出版
2013-09-18


もう、この表紙で子供ノックアウトです。
小学校低学年て、危険とか書かれてるともう大好きなわけで。

中身もまたすごい。
コンテンツ素材それ自体はイラスト+写真という
ありきたりなものだが、危険生物のラインアップがまず度肝を抜かれる。

「ライオン」や「シャチ」「ピラニア」「デンキウナギ」あたりはまあ誰でも想像がつくが、
「カモノハシ」「シロナガスクジラ」という辺りから意外性が発揮されはじめ、
「ボツリヌス菌」「殺人アメーバ」とかを見ると、いやもう参りましたという感じ。

子供(いや、大人もか)の興味ポイントをピンポイントでえぐってくる編集は
悪く言うと「子供だまし」だが、
ありきたりな素材としての動物図鑑をここまで魅力的な本として
パッケージングするのは素晴らしいセンスだと思う。

興味を持ったので編集者の方を調べてみると、某国立大の理系博士課程から
学研に入られたという、ちょっと変わった経歴らしい。
タイトルをわざわざ危険「動物」でなく「生物」としているあたり、理系っぽい
部分を感じる。


去年の10月初版で既に6刷。実際、相当売れているらしい。
hon.toでも図鑑部門のベストセラー1位。
f87ee90d98a2118db6a1e28f802603c3


いまどき紙の児童書、かつ「動物図鑑」を作って売るというテーマを出されて
ここまで達成することができる、というのはまさにプロデュース力のなせる業であり
独創性や発想力を学びたい人(特に子持ちパパさん)には
是非おすすめしたい一冊。

#というかこの人、学研のかわりにGREEあたりに入ってたら
 今頃ものすごいプロデューサーになってた気もする…