音楽ライブ、チケット再販での高騰が話題になることがありますが
良席のチケットは本来、そもそも高いんです。

チケットストリートでも「嵐」ライブの良席が20万円を超えたり
EXILE ATSUSHIソロライブのセンター最前列が20万円をつけることがありましたが、
同一公演のチケットは、場所さえ選ばなければ数万円かそれ以下で充分に手に入る状況でした。

良席にはそれだけの価値があります。
アリーナ最前と天井桟敷を同じ値段で売るほうが非合理。

「それなら、最前列のチケットは最初から5万、10万で売ってしまえば主催者も儲かるし、みんなハッピー」

1c0f496a
(出典:バキ)


実は、プレミア価格を容易につけられない理由の一つがJASRACの料金設定です。

コンサートで音楽を演奏する場合、たとえ自分の曲であってもJASRACへ「演奏権料」を支払う必要がありますが、この価格算定式がクセモノで「チケット価格が複数ある場合、算術平均する」と。

ここで計算できますが
たとえばキャパ1万の会場でチケット代一律1万円だと、JASRACへ支払う概算額は
1,695,600円
そこで100席だけ10万円のVIPシートを作ると、チケット平均価格は55,000円になるため
6,555,600円

主催者の売上は
 9万円x100席=900万円
増えるのですが、増えた額の半分以上がJASRACへの演奏料で消えてしまうのです。
これでは、確かにプレミアチケットの設定は難しい。

とはいえ、状況は少しずつ変わりつつあります。
次回のエントリは、そのへんを書くつもりです。

(追記:続きを書きました)
 ライブ主催者の儲ける工夫(JASRAC演奏権高騰を回避する方法あれこれ)