イベンターノートさんがコミケで頒布した「EVNTERNOTE Vol.4」を入手することができました。
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冊子の半分以上を占めているのが、チケット転売・2次流通に関する
詳細な調査・分析レポート。


チケット転売に関しては様々な意見がありますが、感情的な議論が多く
声の大きい人の話しか聞こえない、という感じがあります。
この調査では、自称ファンでない、「本当のファン」がどう考えているのか、超ヘビーなライブファンの声が凝縮されています。

調査サンプル数は588件。
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日本レコード協会の「音楽メディアユーザ実態調査」が2,014件ですから、
いちサークルの調査サンプル数としては驚異的といえます。

もっと驚異的なのがサンプル層。
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なんと、約半数以上の回答者が「年間50回以上イベント参加」
2割は年間100回以上も参加しています。週2回ペース・・・

日本レジャー白書等によると、ライブ参加層(年1回以上参加)は2430万人。
うち9割は年間参加回数【5回以下】なので、調査母体はまさにライブの超ヘビーユーザー、
「本当のファン」そのものと言ってよいでしょう。



■チケットの個人間取引の経験
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93%が「取引経験あり」と回答。
そのうち6割は弊社チケットストリートのような「2次流通サイト」を利用しているとのこと。
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つまり、ライブヘビー層では全体の過半数がチケットストリートのような2次流通・転売サービスを使っているということになります。



■2次流通・転売の是非について
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「全面禁止」はわずか3.6%。
「推奨されるべき」という全面解禁派が24.8%、約1/4を占め、条件付き容認も含めると
9割以上が、転売を許容する意見を持っているとのこと。




■パワーワードが相次ぐ「個別回答」
本誌では、上記のようなアンケートに基づく6ページあまりの調査結果と考察に続き、アンケート回答者からの「個別回答・意見」が8ページにわたって掲載、さまざまな問題提起をしています。
個別回答はここでは引用を控えトピックのみ抜粋しますが、転売容認・反対・あるいはライブを取り巻く環境について・・・など、とにかくパワーワード満載です。

  • 正規販売の穴埋めをしているのが2次流通である

  • 2次流通は定価取引というルールの中で役割を果たすべきである

  • 2次流通の是非に関する議論ができる状態ではない

  • 現状のチケットの流通を取り巻く環境においては(2次流通が)必要である

  • 「本当に行きたい人」って何なのか?

  • 本人確認が目指すものとは

  • 販売価格弾力化の導入について

  • 円盤商法と、疲弊する消費者



詳しい内容を読みたい!という方は
(特にこのブログをお読みのライブ・エンタテインメント業界関係者の方は、ご興味あるところでしょう)
Pixivさん運営のBOOTH内、こちらでバックナンバーを販売しています。
サークル運営スタッフの皆様がエンジニア系中心ということもあり、調査のクオリティや
考察は大手調査会社のレポートにも劣らない品質です。

また、転売問題とはまっっっったく関係ありませんが、イベンターノートさんが
声優さんやアーティスト、関係スタッフの方々にインタビューした本(アニサマ本は1月発売の新刊)も
おすすめです。







※EVENTERNOTEサークル様から、ブログ掲載にあたり引用許可をいただいております。
 ご理解ご協力、ありがとうございました。